タカタ製エアバッグのインフレータに係るリコールついては、自動車メーカー各社において改修促進に努めているところですが、その改修状況は、平成29年1月末時点で7割弱程度に留まっており、未だ約560万台もの車両が未改修のまま使用されています。
お客さまへのリコールのご案内は、車検証の住所を基にダイレクトメールをお送りしておりますが、転居後に車検証住所の変更手続きがなされていないため宛先不明で配達されず、転居先のご住所を探し当てられない場合もあります。
昨年末には、ダイレクトメールが届いていないお客さまが、追突により異常展開したインフレータで火傷を負う事故が発生していますが、事故の2か月前に車検を実施した際、車検証と一緒に交付された「お知らせ」を受取った整備事業者様が、お客さまにリコールの実施を勧めていることが判っています。
このような状況より、タカタ製エアバッグ・インフレータのリコールが未改修のお客さまにつきましては、「お客さまの安全を守る」ために、早急に改修作業をお受けいただくようご説明をお願いしたく、尚一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
継続検査の申請時など、タカタ製エアバッグのリコール対象車には、自動車検査証の交付時にリコール対象である旨等の「お知らせ」が出力されます。
《「お知らせ」が発行された場合のリコール実施までの手順》
注1)交換部品のご用意にお時間を要する場合がございます。なお、助手席側の部品が不足した場合には、助手席側エアバッグの機能を停止する「暫定措置」を実施させていただきますので、予めご了承ください。
注2)既にご案内済みで部品をお待ちいただいているお客さまには、準備が整い次第あらためてお知らせ致します。
※ 詳細は、最寄の系列ディーラーまたは各自動車メーカーの相談窓口へお問い合せください。
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