定期点検整備とは?
「定期点検整備」は、法律で実施を義務付けられている重要な法定点検となっており、自動車ユーザーがご自身で手軽に行える「日常点検」とは違い、専門的な知識、技術、経験等が必要となっており、自家用乗用車の場合、車検と車検の間に行う1年定期点検と車検時に行う2年定期点検がありますので、安心・安全のために確実に実施しましょう。
定期点検整備はいつ実施するの?
「定期点検整備」の実施時期ついては、使用用途や車種によって異なります。
例えば、自家用乗用車が、1年ごとに定期点検を実施するのに対して、運送事業用の旅客車(バス・タクシー)や貨物運送事業者のトラック等については、3カ月ごとの実施が義務付けられています。詳しくは車両に備えてあるメンテナンスノート等をご覧いただくか、お近くの自動車整備工場にお尋ねください。
点検整備済ステッカーとは?
定期点検整備を実施すると、車両の前面ガラスに「点検整備済ステッカー」が貼付されます。
これは定期点検整備を確実に実施したクルマであることを証明するものですが、自動車ユーザーに対して、次回の定期点検整備の実施時期を車外から見ても分かるように実施年月も併せて表示しています。
なお、裏面には定期点検整備を実施した整備事業場名や次回の定期点検整備の実施時期などが記載されています。
点検整備済ステッカーの種類
自動車の前面ガラスに貼付されている、このステッカーは、昭和46年に定期点検整備の普及促進を目的として設置された定期点検整備促進協議会(自動車関係団体10団体)にて国土交通省及び警察庁の後援のもと、特別な承諾を得て、作成・配布しております。
現在の「点検整備済ステッカー」の色は全部で4種類あり、年ごとに橙色、青色、赤色、緑色を繰り返しています。
過去にはこのようなデザインも存在しました。