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不正改造車を排除する運動

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2019年度「不正改造車を排除する運動」について

2019年度「不正改造車を排除する運動」について、国土交通省と不正改造防止推進協議会は、関係省庁や自動車関係団体等の協力を得て、道路交通の安全確保、公害防止を図るための一環として、地域の事情や要請を考慮した各地方運輸局ごと又は各運輸局ごとに設定した1ヶ月間を強化月間として「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開します。本運動は、国民に対して不正改造の防止、不正改造車の排除を呼びかけるために1990年度から毎年実施しているもので、今年で30回目を迎えます。

目 的

 我が国の自動車保有台数は、2018年10月末現在で8,212万台を超えており、自動車が国民生活にとって欠かすことのできない移動・輸送手段となっております。一方、昨年の交通事故による死者数は3,532人、負傷者数は52万人と減少しているものの、依然として多くの方が被害に遭われている厳しい状況が続いております。また、負傷者の中には、本人と家族の人生を一変させるほどの重度の後遺障害を負う人もなお多い状況です。
 さらに、我が国の大気環境については、近年環境基準の達成状況に改善傾向がみられるものの、二酸化窒素(NO2)及び浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準が達成されていない地域が依然として残っている状況にあります。
 自動車交通騒音に係る環境基準達成状況についても、近年、全体としては緩やかな改善傾向であるものの、幹線道路に近接する空間においては改善すべき余地が依然として大きく、未だ苦情も寄せられている状況にあります。
 このような状況の中、暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車については、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっていることから、社会的にもその排除が強く求められております。
 特に、部品の取付けや取外しによって保安基準に適合しなくなっても、違法であるとの認識のないままに改造を行っている自動車使用者のほか、自動車使用者に保安基準に適合しない自動車を販売するため車検時に基準適合させつつ車検後に部品の取付けや取外しする不正改造を行う事業者、更にはそのような不正改造車について、検査での合格を強要する悪質な事業者もいる状況です。このような中、2017年には、速度抑制装置の改変を行う部品を販売した者が不正改造ほう助の容疑で逮捕された事案や、シートベルト警報装置を解除する用品を使用していた者がシートベルト警報装置の不正改造の容疑で逮捕された事案も発生しています。
 このため、「自動車点検整備推進運動」など他の運動等との連携を図った相乗効果をねらいつつ、自動車関係団体等の協力を得て、「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開することにより、国民世論の不正改造排除気運を一層高めるとともに、自動車ユーザーへ不正改造の認識を浸透させることにより、車両の安全確保・環境保全を図り、ひいては国民の安全・安心の確保を確実に実現します。

※画像をクリックすると、PDFデータで拡大表示できます。

実施機関

国土交通省、不正改造防止推進協議会(自動車関係33団体で構成)
後援:内閣府、警察庁、農林水産省、経済産業省、環境省
協力:独立行政法人自動車技術総合機構、軽自動車検査協会

実施期間

地域の事情や要請を考慮した各地方運輸局ごと又は各運輸支局ごとに設定した1ヶ月間

重点実施事項

1.重要排除項目
(1) マフラーの切断・取外し及び騒音低減機構を容易に取り外せる等の基準不適合マフラー装着
(2) タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し
(3) 大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更等
(4) シートベルト警報装置を解除する用品等の取付け

 
(5) 前面ガラス並びに運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付(貼付状態で可視光線透過率70%未満)
2.基本排除項目
(1) 前面ガラスへの装飾板の装着

(2)

直前直左の周辺状況を確認するための鏡、又はカメラ及び画像表示装置の取外し

 
(3) 灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け並びに保安基準上、装備が義務化されている灯火器(例:側面方向指示器)の取外し  
(4) 土砂等を運搬するダンプ車の荷台にさし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し  
(5) 基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け  
(6) 不正な二次架装

 
(7) 不正軽油燃料の使用  

◎2019年度「不正改造車を排除する運動」の詳細はこちらの[不正改造防止]をご参照ください。
  http://www.tenken-seibi.com/index.html